交通事故に遭ってしまったら

文責:院長 柔道整復師 市原 睦夫

最終更新日:2024年10月08日

1 安全を確保する

 交通事故に巻き込まれた場合、最優先事項はご自身と周囲の人の安全を確保することです。

 道路上での事故の場合は、後からやってきた車とぶつかってしまう可能性もありますので、二次被害を防ぐための対応も必要です。

 ケガ人がいる場合は、安全な場所へ移動させ、迅速に救護措置を行います。

 ご自身がケガをされている場合は、無理に動かず、身の安全が確保できる場所で待機して、救助を待ってください。

2 警察に連絡する

 事故が発生したら、すぐに警察に連絡し、交通事故の届け出をします。

 交通事故が起こったことを警察に報告するのは義務となっておりますので、万が一加害者から通報しないでほしいと言われた場合でも、しっかり連絡することが大切です。

 ケガをした場合は「人身扱い」の届け出が必要となります。
 また、自賠責請求のために交通事故証明書が必要になるので、早めに自動車安全運転センターへ交付を依頼することをおすすめします。

3 加害者の情報を確認する

 加害者の氏名、住所、連絡先を確認して、記録しておきます。

 加害者の氏名や住所は運転免許証で確認できますので、見せてもらうとよいかと思います。

 名刺を交換しておくというのもよいかと思います。

 その他、車のナンバーや加害者が加入している自賠責保険の確認も忘れずに行ってください。

4 事故の経緯や状況を記録する

⑴ 目撃者の証言を集める

 第三者(事故の目撃者)に話を聞くことも忘れずに対応しておくことが大切です。

 万が一、トラブルになってしまった時に第三者の意見は効果的になってきます。

 目撃者の協力を得て、証言をメモしておきましょう。

 

⑵ 事故現場を記録する

 事故のショックもあり、事故当時の記憶は薄れてしまうことも多いです。
 可能な範囲で事故現場の写真や見取り図、事故の経過などを記録として残しておくとよいかと思います。

 ドライブレコーダーがある場合は、映像が上書きされて消えてしまわないうちに保存しておくのも忘れないようにしましょう。

 データとして賠償交渉終了時まで残しておけば安心です。

5 保険会社に連絡する

 自分が加入している任意保険会社にも、忘れずに交通事故が発生した旨を報告しましょう。

 この報告によって、保険会社が事故の処理を開始します。

6 通院する

 交通事故では、目立った外傷がなかったとしても、お身体の深部の損傷やむちうちなどのケガをしている可能性があります。

 病院や接骨院などできちんとみてもらうことが大切です。

 当院も交通事故のケガの施術を行っておりますので、痛みや不調がありましたらご相談ください。

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